図形楽譜
Ayuo
の実験音楽ワークショップに参加してみませんか?

10月26日(日)午後14:00
11月30日(日)午後14:00
参加者場集

最近Ayuoは音楽のワークショップを世田谷区の桜ヶ丘の方で一ヶ月一回おこなっています。
今回ではテリー・ライリーのKeyboard Studies、フィリピンの作曲家のホセ・マセダの曲Udlot-Udlot、AyuoのVoiceのための作品『鼓動』、図形楽譜を使った新しい曲、インストラクションによる曲、Modeによる曲等様々な方法を取り入れた曲をやっています。
ロックやジャズをやっている方から、音楽の演奏経験がまだ浅い方も参加しています。
これからの新しい時代の音楽をめざします。興味を持つ方は、是非一度参加しに来てください。

そして12月20日(土)に渋谷の公園通りクラシックスにワークショップの参加者とAyuoのライヴのジョイントライヴをやります。

(下の写真は4月29日世田谷区桜ヶ丘の小学校の音楽室にて開催された図形楽譜のワークショップの模様です。)
2008年2月10日
「荒野のグラフィズム:粟津潔展」関連企画
Ayuoワークショップ「14色の夢の場面」より
photo: Hiraku Ikeda
提供:金沢21世紀美術館 2008年2月10日
「荒野のグラフィズム:粟津潔展」関連企画
Ayuoワークショップ「14色の夢の場面」より
photo: Hiraku Ikeda
提供:金沢21世紀美術館 2008年2月10日
「荒野のグラフィズム:粟津潔展」関連企画
Ayuoワークショップ「14色の夢の場面」より
photo: Hiraku Ikeda
提供:金沢21世紀美術館
(下の写真は2月10日金沢21世紀美術館にて開催された図形楽譜のワークショップの模様です。)
2008年2月10日
「荒野のグラフィズム:粟津潔展」関連企画
Ayuoワークショップ「14色の夢の場面」より
photo: Hiraku Ikeda
提供:金沢21世紀美術館 2008年2月10日
「荒野のグラフィズム:粟津潔展」関連企画
Ayuoワークショップ「14色の夢の場面」より
photo: Hiraku Ikeda
提供:金沢21世紀美術館 2008年2月10日
「荒野のグラフィズム:粟津潔展」関連企画
Ayuoワークショップ「14色の夢の場面」より
photo: Hiraku Ikeda
提供:金沢21世紀美術館
2008年2月10日 「荒野のグラフィズム:粟津潔展」関連企画 Ayuoワークショップ「14色の夢の場面」より
photo: Hiraku Ikeda 提供:金沢21世紀美術館

Ayuoの実験音楽ワークショップ

参加者場集

10月26日(日)の午後14:00 から2時間

11月 30日(日)の午後14:00 から2時間

場所:世田谷区の桜丘小学校の音楽室
世田谷区の小田急線の経堂駅か千歳船橋駅、世田谷線の上町、あるいはバス(渋23、等11、用01)桜丘中学校下車進歩4分。
参加費: 2000円(場所のレンタル費用と講師料を含んで)
必要な物: 音程の出る楽器


件名:ワークショップ 本文:参加希望 お名前をご記入ください。
折り返し連絡いたします。


Ayuo
ピアニスト・作曲家の高橋悠治の長男。幼年時代をベルリン及びストックホルムで送り、8歳からは母とイラン系米国人の義父と共にニューヨークのグリニッジ・ビレッジで生活。
イランの宮廷音楽家一族の出身だった義父が謡うペルシアの古典音楽や、60年代後半のヒッピー、サイケデリック、ドラッグ・カルチャーの音楽を聴きながら育つ。
8歳よりギターを習い始める。83年以降18枚のソロアルバムを制作発表。独自のオーペン・チューニング・ギターのスタイルを作り、他にも様々な楽器を演奏し、古代音楽にみられる世界の繋がりを独自のサウンドで創作しつづけている。独自の音楽観を持つ存在として執筆の依頼も多い。
最近のCDには太田裕美とのジョイント・アルバム『RED MOON』(TZADIKレーベル)、源氏物語の「葵の上」に基づく、洋楽器と邦楽器をまぜたオペラ作品『AOI』(TZADIKレーベル)、『絵の中の姿』(Zipangu)などがある。

図形楽譜

Archives

ワークショップのアーカイヴ

今年の春から7月後半までおこなったワークショップのインフォメーション

音と色には深い関係がある。古代文明の時代から色がある音の表して演奏される音楽が世界中にもあった。古代ギリシャ、古代ペルシャ、中国にも日本の雅楽にもあった。青、赤、黄色などの色はそれぞれ音のモードを表していた。
印象派の作曲家にも色を音で表していた。20世紀初頭にロシアの作曲家スクリァービンは色を表す手作りの電気装置を作り、それで色の組み合わせを見ながらピアノとオーケストラの曲を作曲した。

Oliver Sacksが書いた本、Musicophiliaや火星人のでは人間の脳の障害によって、色が見えなくなった人が音程も分からなくなった例など、人間にとっての音と色の不思議な関係についてたくさんの例を書いています。まだ分からない事も多いが、色々な研究もされている。
R. Murray Schafer のTunings of the Worldを研究したニューエイジの作曲家、Steven Halpernは次のような文書を書いている。

Light is the area of the electromagnetic spectrum that exists about 40 octaves above that of sound. In other words, if a sound is vibrating 440 times a second, the color red that you might be seeing is vibrating at 430 trillion cycles per second.
=Steven Halpern, Ph.D. (Tuning the human instrument)
光は音よりも40オクターヴ上にある電磁波のものだ。Aの音のように440の周波数で振動している音があるとすると、赤色は一秒間に430trillion(430兆)で振動している。

脳の障害で色が見えなくなると、聞えてくる音にも影響がある。LSD等のサイケデリック・ドラッグを取ると音を聴いて、色が見えてくる。
この曲はこうした事を意識しながら作りました。

1960年代の実験音楽には図形楽譜を使って演奏する曲も多かった。ジョン・ケージ、シュトックハウゼン、武満徹、湯浅譲二などが作曲している。最近では以前のような図形楽譜の曲を見るのは少なくなってきたが、今こそ図形楽譜に新鮮な新しい響きを求められると僕は思っている。クラシック系の現代音楽は1980年代からはアカデミックな方向に進み、1960年代のような実験性とAvant-Gardeの精神を失っていったが、1960年代にラ・モンテ・ヤング、テリー・ライリーや小杉武久のやっていた音楽はサイケデリックにもたくさん影響を与えた。ベルベット・アンダーグラウンド、シド・バレット、ピンク・フロイド、グレートフル・デッドはこのような音楽から影響を受けていた。
ここではそのような実験性を求める新しい音楽を作るのが目的だ。

Ayuoが音を色で表現して作った図形楽譜による曲『14色の夢の場面』の演奏の仕方を教えます。
ドレミの音階を正確に演奏する事ができれば大丈夫。
キーボード、ギター、マンドリン、ベースなどはもちろん大丈夫。ピアニカ、鉄琴、大正琴などいいです。歌、口笛、や笛の場合は音程が正確だったら大丈夫。リハーサルの場所にはアンプやPAはありませんが、10W位の小さなアンプでしたら、あらかじめ連絡をいただければ、持ってくることは可能です。また、このサイズの小さなアンプは石橋楽器などの楽器屋さんでは3000円から5000円の間でも売ってます。
音楽的な訓練を受けてなくても、新しいアートに心を持っている人なら大丈夫。
美術をやっている人が中心になって、この曲を演奏した事もあります。

ワークショップの参加者によるパフォーマンスを7月27日(日)の夜の公園通りクラシックスのコンサートで予定しています。(ギャラは出ませんが、演奏するのを楽しんでいただきたい。)
第2回目のワークショップはまだ未定です。

僕のホームページの中の次のページ:
http://www.ayuo.net/info.html
に図形楽譜の曲『14色の夢の場面』のスキャンしたjpgとその音の50秒のサンプルがあります。
実際は12分の曲です。

また、ホームページには金沢でおこなった時のワークショップの写真や詳しい情報が載っています。質問のある方は次のメールアドレスにお願いします。

参加希望の方は次のアドレスにメールをください.

よろしくお願いします。
Ayuo

曲のインストラクション:

色鉛筆を持って、図形楽譜に上に指定された色を入れてください。色の上に指定され
ている音(pitch)を使いながら、ひとつずつゆっくりと一個一個の音を、音響の空間に広がる
のを身体で感じながら演奏してください。そして、その3つ4つ5つ、あるいはモー
ドの組み合わせを加えながら続けてください。
以前の演奏で1,5,8は歌。4はピアノ。6はキーボードか溌弦楽器。2、7、3は短音の楽器(ヴァイオリン、フルート口笛など)で演奏された事があった。
また、アンサンブル金沢で演奏された時は2、7、3、6が弦楽四重奏で演奏され、4はピアノで演奏され、1,5,8はソプラノの歌で演奏された。
筝4面、尺八二人、笛の邦楽器とコントラバスの演奏もあった。


(インストラクションの日本語訳:平井洋)

1) Lydian Mode (F, G, A, B, C, D, E, F) = Yellow 黄色 = ファ、ソ、ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ
2) C, D, E, G, A (D, A, G, E, C) = Pink 桃色 = ド、レ、ミ、ソ、ラ
3) D, A, G, C, F = Ultramarine 群青色 = レ、ラ、ソ、ド、ファ
4) D, E, G, A, B = Purple 紫 = レ、ミ、ソ、ラ、シ
5) C, D, F, G, A, = Brown 茶色 = ド、レ、ファ、ソ、ラ
6) C, E, F, G, A B = Green 緑 = ド、ミ、ファ、ソ、ラ、シ
7) C, E, F#, G, A = Light Blue 水色 = ド、ミ、ファ#、ソ、ラ
8) D, F#, G, A, C = Blue 青 = レ、ファ#、ソ、ラ、ド
9) D, F# G, A, C# = Gold 金色 = レ、ファ#、ソ、ラ、ド#
10) G, A, Bb, D = Grey ねずみ色 = ソ、ラ、シ・フラット、レ
11) D, A, G, C (C, D, G, A) = Carmine 紅色 = レ、ラ、ソ、ド
12) D, A, G, E = Orange橙色 = レ、ラ、ソ、ミ
13) D, A, G = Red赤 = レ、ラ、ソ
14) D, Eb, F#, G, A, Bb, C#, D = Silver 銀色 = レ、ミ・フラット、ファ#、ソ、ラ、シ・フラット、ド#、レ


この曲の演奏からいくつかの短いサンプルが下にあります。
聴いてみてください。

参加希望の方は次のアドレスにメールをください。

ワークショップの参加者によるパフォーマンスを7月27日(日)の夜の公園通りクラシックスのコンサートで予定しています。(ギャラは出ませんが、演奏するのを楽しんでいただきたい。)
第2回目のワークショップはまだ未定です。

今後のワークショップのプラン:

2)モードによるインプロヴィゼーション
James Tenney: In an Aeolian Mode
ジョン・ケージのプリペアド・ピアノの演奏者としても知られているジェームス・テニーは60年代から70年代のアメリカでモードを使った新しい音楽を作曲した。それを今こそ聴くと新鮮な感じがする。

3)線と遊ぶ。
DNA。指紋。
粟津潔の線のイラストレーションの考え方にインスパイヤーされた新しい音楽の方法論。線を音楽のモードに置き換えて作る新しい音楽。

4)麻野川(あさのかわ)
泉鏡花の麻野川のイメージにインスパイヤーされた言葉と音の図形楽譜の作品。言葉と音の図形楽譜。

図形楽譜の曲『14色の夢の場面』を見た人の質問の答え

> > 色鉛筆を持って、図形楽譜に上に指定された色を入れてください。
>
> というところが、よくわかりませんでした。
> 元の楽譜は白地図みたいな感じに色が塗られていないものなのかな。

そうです。色鉛筆で色をすでに入れたヴァージョンをスキャンしました。

> 時間軸はストップウォッチ?
> または誰かが時間を示すとかでキープしているのですか?

そうです。ストップウォッチを持った人がタイム・キーパーになって、みんなに時間
を知らせています。

> 音源は、のちに加工されているのでしょうか。
> それとも本番の時に既に、マイクで加工されているのですか?

あの録音ではマイクの音がローランドの昔のアナログ・テープのエコー・マシーンに
通っています。
こないだ金沢でやった時は協会のような残響の多いところで、6秒位の残響が残りま
した。エコー・マシーンがなくてもエコーに常に包まれたような音でした。

> 私はいつもマイクを使って歌うのですが、それは大丈夫ですか?

はい。大丈夫です。しかしワークショップの時にはかならずPAがあると限らないので、それによってマイクが使えない場合があります。ワークショップの結果を発表するコンサートではかならずPAはあります。