作詞


「Earth Guitar Words」


Izutsu 3 by Ayuo
井筒 3

井筒の女には
松吹く音だけは聞こえるが
嵐はどこと定めず吹いていて
そのように定めない
この世のはかない夢は
何の音によって覚めるのだろう
何の音によって覚めるのだろう

『あなたこそがいつも夢で逢う君』
彼女が触れようとすると手をさしのべると
木の葉吹く風の音により夢崩れ
夜の影が散らばり
乙女が愛しい人を願うように
嵐は松の木の間を溜息もらし通り抜ける

Moj Dilbere
My Dearest (Bosnian Traditional song)
私の愛しい人

私の愛しい人、いま何処にいるの?
どうして私をつれていかないの?
私の愛しい人、いま何処にいるの?
今日の夜も、私のそばに来ないかも
病気だったら許せるけれど
誰かと遊んでいるよりは



The Holy Man and the Sinner Within by Ayuo
者と内なる罪人

昔ある聖者がいました
彼は丘のうえに住み
木から天使を彫っていました
それはこの世で最も神聖なもの
森のなかで時は永遠のように過ぎ
甘く平和に流れていった
これは天国にちがいない

ある日彼は狂った
もう、抑えることはできない
扉が広く開く
彼の内に隠れていた、
大勢の友がとびだす
あまりにも抑えていたため
暗闇の悪魔が生まれた
怒りと肉欲のかたまり
彼は全てのコントロールを失った



昔ある平和な村がありました
旅人たちは完璧な世界をそこに見ました
しかし、村人の心の中には
怒りが奥深く眠っていた
そして今、理由をあたえられた
隣人に対する怒りの理由を
政治それとも宗教?
それはいいわけにすぎない

民族なんて
ほんとうにあるのだろうか
ただ共通の敵をつくり
戦うためのいいわけか
隣人と隣人
男と女
年寄りと生まれたばかりの者
人類の位置を知ると
人類の位置を知ると
自分も低く感じないか?
Standing at the Edge by Ayuo
崖の線に立って

私は崖の線に立つ
河の流れを見ながら
私たちが心の中で感じている
夢や神話の意味が訪れるのを待つ

心の中で旅をする
夢の置き場所に
そこでお互いの心の庭にふれる
昔につくられた海から

脳の中で繰り広げる
踊る神々の時代
そして私の頭の奥深くから
未来の神話の歌が聞こえる
Dance of Life by Ayuo
生命の踊り

これは時間にたいする感じ方のこと
生命の踊りでリズムをシンクロナイズする

私達が話し合うとき
私たちの神経は結びつく
動いている歯車のように
私たちの波動を合わせていく
それを生命の踊りに合わせてはめ、感じる

私たちはシンクロナイズしながら踊る
私たちのリズムはどうやって関係をつくっていくのか
地球のエネルギー幕の中で
時と空間を越えて
それを生命の踊りに合わせてはめ、感じる

時間は人生で役割を果たす
個人個人が一つに結びついて
一人一人のリズムの見えない糸は
隠れた壁によって孤立している

今宵は春の夜

春の歌
ふわふわと
鳥のように
浮く気持ち
おいしい食べ物たべながら

今宵は歌と踊り
楽しさに満ち溢れ
このままいれたら素敵だね

不思議な虹の森
楽しい夢の国
不思議な春の歌
楽しく過ごす日々
Different Languages by AYUO
異なる言葉

ときどき、たった一人でいる時
昔の、あの頃の事を思い浮かべる
全ての考えが
違う言葉で表されていた頃
もうすでに、話さなくなった言葉で

そして記憶が戻って行くと
もうすでに表せないことを感じていたのに気がづく
全ての色が
違った陰影で見えていた、あの頃
もうすでに、話さなくなった言葉

不思議に感じるのは
世界が変わったからではない
でも環境は考えの一つ
そしてすべての考えが違った音楽で表されていた頃
もうすでに、話さなくなった言葉
1000 Springs by Ayuo
千の春

彼は夢のような幻影をみた
ハープが女神に変わり、彼に話しかけた
音楽がとまらない国について、女神は語る
彼女が話すと弦はハーモニーで響いた

千の春の国
時のあいだに浮かぶ橋をわたって

彼はこの国を夢のなかで探しにいった
うごかずに、海をわたって旅をした
そこではどんな色も、聞こえてくる音のようだった
そこではどんな夢も、見える雲のようだった

千の春の国
時のあいだに浮かぶ橋をわたって

ときに、彼は地上の生活を懐かしく思う
しかしもどっても彼はまったくの異邦人
今では彼が話すと弦はハーモニーで響く
彼の考えることを色で表しながら
Evolving by Ayuo
進化してゆく

少年:
顔、たくさんの顔がこの寺にある
槍を持ち怒れる悪魔
聖者のように優しい女

平和の心を持つ者の安らぎ
色々なときの様々な顔
でも君の瞳
そして君のオーラからは
愛の光を感じる
詩人達にとっても夢でしかみえないほど
感覚的で深い

少女:
広い草原
空はまわっている
ぐるぐると

少年:
私の言葉は
波の源になれるか?
私たちは古代の人のように話す
身振りを含んで
そして動く
音楽のように
私たちの思いでできた湖

少女:
他の人にも同じように感じられるかしら?

少年:
私たちの感情が出会うとき
突然、光に囲まれるのだろうか?

少女:
過去の時代には
それに溺れた人達もいたでしょう

少年:
人を待つ湖
希望を持ちながら
熱望して
愛を

少年と少女:
少しずつ変わる
私たちの中の変化

動く
ゆっくりと
静かに

少年:
騒ぐ心臓


悲しみ

ため息

そして私たちの心の中の瞳は
ボートのようにゆっくりと泳ぐ

少年と少女:
変わってゆく

音が
まわっていく
He Needs Something To Believe by Ayuo
彼には信じるものが必要

彼は一人で都会にやって来た
真実を求めながら
彼には信じるものが必要
一人でいるとたやすく
人の考えに影響されやすい
誰か信じられる人が必要

自分にききなさい
あなたは彼の言葉を
心から分かっていると言えるのですか?
その言葉は君のものじゃない

生きてゆくほど
いろんなことが学べる
ある日気がつくかもしれない
自分の考えで生きてゆくことに